法学検定試験
法学の学力を客観的に評価する資格です。
職種・業界: | 法務・総務に関する資格 |
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資格の種類: | 民間資格 | |
試験方法 : | 筆記試験(マークシートのみ) | |
受験資格 : | 原則、だれでも受験可能 | |
受験申込日: | 9月中旬~10月中旬 | |
試験実施日: | 11月下旬の日曜日 | |
合格発表日: | 12月下旬 | |
受験地 : | 札幌・仙台・東京・愛知・京都・大阪・岡山・愛媛・福岡・沖縄 | |
取得方法 : | 試験合格 | |
有効期限 : | 生涯有効 |
【メリット】社内評価★☆☆ こんな資格
大学の法学部出身者は、法曹(裁判官・検察官・弁護士)や法律専門職(司法書士・行政書士など)の道に進むのはごく少数で、大半は民間企業に就職して、大学で学んだ法律の知識を仕事に生かしています。
ただ、その知識レベルは人によって千差万別ですので、法律学の学力レベルの客観的な指標としてスタートしたのが法学検定試験です。
試験は、「ベーシック<基礎>コース」「スタンダード<中級>コース」「アドバンスト<上級>コース」の3つの試験級で行われます。<基礎>は法学部2年次生程度、<中級>は法学部3年次生程度、<上級>は法学部修了程度の知識レベルを想定していますが、法学部の学生や卒業生に限らず、誰でも、またどの試験級でも受験できます。
就転職や配置換えの際にアピールできる資格の一つです。
【専門性】知識★☆☆ こんな試験
各試験級とも、多肢選択のマークシート試験になります。
<基礎>は法学入門・憲法・民法・刑法の4科目で、<中級>は法学一般・憲法・民法・刑法の4科目のほか、民事訴訟法・刑事訴訟法・商法・行政法の中から1科目を選択、<上級>は法学基礎論・憲法・民法・刑法の4科目のほか、民事訴訟法・刑事訴訟法・商法・行政法の選択科目の中から1科目と、さらに労働法・倒産法・経済法・知的財産法を加えた選択科目の中から1科目を選択します。
合格基準は、<基礎>と<中級>は概ね50%程度の正答率、<上級>は60~65%程度の正答率ですが、1科目でも0点の科目があれば不合格となります。
【目安】費用1~5万円(※中級の場合)こんな勉強
法学部の学生や卒業生であれば、市販の過去問題集などを用いた自学自習が可能です。
法律初学者の場合は、法律の専門用語や難しい言い回しに慣れる前に挫折するケースも多いようですから、大学の公開講座や通信講座などを利用するのが効率的です。
参考書・問題集
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試験概要
◆主催団体
公益財団法人 日弁連法務研究財団
◆試験科目
●ベーシック<基礎>コース
法学入門/憲法/民法/刑法
●スタンダード<中級>コース
法学一般/憲法/民法/刑法/選択科目(1科目)
●アドバンスト<上級>コース
法学基礎論/憲法/民法/刑法/選択科目(2科目)
◆合格基準
合否判定委員会が分析して決定
※1科目でも0点があると不合格
◆合格率
基礎:60%、中級:50%、上級:20%程度
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